KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

読書

松本清張『神と野獣の日』は、極右宰相・安倍晋三と北朝鮮のミサイル発射を半世紀前に予言していた!?

今月は松本清張作品を下記の中篇一作しか読んでいない。 神と野獣の日 (角川文庫) 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/05/24 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (5件) を見る 裏表紙に、下記のよう…

松本清張『空(くう)の城』を読み、「社賓とシャヒーンと暴走役員が破綻させた」安宅産業と、「私物化に走った世襲人士」安宅英一・鹿内春雄・安倍晋三に思いを致す

今週の月曜日から火曜日にかけて、来月7日限りでサービスが終了する「はてなカウンター」のアクセス解析で、6年前に書いた下記記事へのアクセスが妙に多いことを知り、なぜだろうと訝っていた。 d.hatena.ne.jp 下記ブログ記事を読んで、その理由がわかった…

松本清張『彩霧』は作者指折りの「駄作」か(笑)

松本清張は多作の人だったし、1950年代末から60年代前半にかけては、同時期にどのくらい多く書けるかの限界に挑んだ人だから、この期間には清張の代表作とされる作品も多く含まれるが、一方で駄作も少なからず産出している。だが、この時期の清張作品は、た…

松本清張『象徴の設計』を読む

山縣有朋(1838-1922)という、私の嫌って止まない長州の軍人・政治家を主人とした松本清張の歴史小説『象徴の設計』(文春文庫新装版,2003)を読んだ。 象徴の設計 (文春文庫) 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2003/08 メディア: 文庫 ク…

沢田真佐子「単独の北岳」を読む(今福龍太編『むかしの山旅』より)

梅雨末期の豪雨はしばしば多数の死者が出る大災害をもたらす。今年も九州北部(福岡、大分)の豪雨で、この記事を書いている時点で18人の死者が出ているが、1953年の梅雨末期の豪雨はとりわけひどかったようだ。 typhoon.yahoo.co.jp 以下引用する。 1953年…

松本清張『風の視線』、『軍師の境遇』、『死の発送』を読む

3か月かけて全9巻の『昭和史発掘』(文春文庫, 新装版2005)を読んだあと、6月は月またぎで読んだ2作品をあわせて6タイトル9冊の清張の小説を読んだ。要するに清張の大半の作品を読もうという野望があるわけで、それももう中盤戦に差しかかってきたので、6作…

東京にも「象潟」があった!〜松本清張『混声の森』より

どういうわけか昨年11月の文化の日の直後からずっと多忙の状態が続いた。だから最近は読書も思うに任せず、しかし2013年秋に『Dの複合』を読んで以来はまってしまった松本清張作品だけは空き時間に読み続けている。 2013年に光文社文庫から刊行が始まった「…

松本清張『昭和史発掘』(5)〜(9)(文春文庫新装版)を読む

松本清張『昭和史発掘』(3)(4)(文春文庫新装版)を読む(『KJ's Books and Music』) - kojitakenの日記(2017年5月6日)の続き。 昭和史発掘 (5) [新装版] (文春文庫) 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/07/08 メディア: 文庫 クリッ…

宇野重規『保守主義とは何か』(中公新書)のメモ

d.hatena.ne.jp 以下、上記ブログ記事から引用。 宇野重規『保守主義とは何か』の見解によれば、近代日本の「保守主義」の本流を巡っては、伊藤博文と大久保利通、大久保の実子である牧野伸顕、戦後においては、牧野の娘婿である吉田茂、さらには宏池会とい…

松本清張『昭和史発掘』(3)(4)(文春文庫新装版)を読む

先月、松本清張の『昭和史発掘』(文春文庫新装版=2005)の第3,4巻を読んだ。 昭和史発掘〈3〉 (文春文庫)[新装版] 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/05 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (11件) を見る 昭和史発…

松本清張『表象詩人』(光文社文庫)を読む

この記事は、下記記事とほぼ同内容です。新ブログのテストを兼ねた記事です。 松本清張『表象詩人』(光文社文庫)を読む - kojitakenの日記(2017年4月16日) サンデーモーニング(4/16)の冒頭は北朝鮮、次がアメリカのシリア攻撃をめぐって米露は対立して…