KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

小宮正安

ベートーヴェンの《第九》中のシラーの詩に含まれる「排除」の問題/ベートーヴェンは共和主義者だったか(小宮正安『ベートーヴェン《第九》の世界』を読む)

3月は前半暇が全然なく、後半は2022年7月以降に限ってはもっとも自由になる時間が多かった。 3月前半に唯一読み終えた本が、小宮正安『ベートーヴェン《第九》の世界』(岩波新書,2024)だった。昨年11月に刊行された。 www.iwanami.co.jp 私にとってベート…