KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

片山杜秀『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』(文春新書, 2018)他を読む/ワーグナーは英仏の「グローバル資本主義」に「民族主義」と「ユダヤ人差別」で対抗した「怪物」だった

今日、図書館にまとめて本を返さなければならないので、それらに含まれる音楽関係の本2冊を取り上げる。 まず、片山杜秀(1963-)の『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』(文春新書, 2018)。 books.bunshun.jp 以下、上記文春のサイトより。 大都市が…

立花隆『武満徹・音楽創造への旅』(文藝春秋, 2016)を読み終えた/武満が生涯最後に聴いた音楽はバッハの「マタイ受難曲」だった

立花隆の『武満徹・音楽創造への旅』(文藝春秋, 2016)を先の3連休の最終日(10/14)に読み終えた。 books.bunshun.jp とにかく面白かった。私が現在住んでいる東京都江東区の図書館が9月24日から10月10日までの17日間休館していたが、その前に借りた本は貸…

立花隆『武満徹・音楽創造への旅』(文藝春秋, 2016)を読んでいる/小澤征爾がトロント交響楽団を振った『ノヴェンバー・ステップス』のCDを買った

昨日(10/6)は、NHKがMLBのプレーオフを地上波で放送しているらしいと知ってNHKにチャンネルを変えたらたまたま大谷翔平の2打席目で、いきなり目の覚めるような弾丸ライナーでの同点3ランを打ったので、とうとう最後まで試合の生中継を見てしまった。残念だ…