KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

鈴木忠平『嫌われた監督』(文春文庫2024) を読む/落合博満が禁じたヘッドスライディングを敢行した荒木雅博がヤクルト10年ぶり優勝の夢を打ち砕いた

今年(2024年)、プロ野球セントラルリーグの中日ドラゴンズの最終戦だったバンテリンドームの対横浜DeNAベイスターズ最終戦の結果を私は大いに気にしていた。というのは中日が勝てばヤクルトスワローズの最下位が決まることだ。中日はベイスターズに完封負…

『谷川俊太郎が聞く武満徹の素顔』(小学館2006)を読む

一昨日(28日)は江東区図書館の最後の開館日で、いつもの土曜日よりも閉館時刻が早い図書館があったので、午後に2箇所の図書館で5冊の本を借りた。 そのうちの1冊が下記。 www.hanmoto.com 上記の埋め込みリンクのタイトルはなんだか変だ。この本は対談集で…

「マエストロ井上道義 入魂の『ボエーム』」(プッチーニのオペラ) を視聴した (NHK Eテレ,12/22)

ひょんなきっかけからプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』のテレビ放送を生まれて初めて視聴した。12月22日日曜日のことだ。 イタリアオペラは、昔ヴェルディの『リゴレット』のCDを買って音だけ聴いた時に面白いとは思えなかったのでずっと敬遠していた。ヴ…

魚住昭『メディアと権力』(講談社文庫2004)の『読書メーター』の読者レビューより/「マキャベリ」の「君主論」そのままに権力の座についていく人間の内面が描かれています。人間の恐ろしさに気づきます。

この記事は『kojitakenの日記』のために書き始めていたが、こちらに公開することにした。 98歳で死んだナベツネ(渡邉恒雄)について思うところはいろいろあるが、故人を美化するようなメディアの記事やXなどSNSの発信の数々には全く感心しない。 かつてマー…

今年もモーツァルトの命日(12月5日)にレクィエムを聴いた

昨日(12/5)は仕事の都合でメインブログ(『kojitakenの日記』)を更新しなかったが、モーツァルトの命日だったので、昨年に続いて今年も彼の絶筆となったレクィエム(死者のためのミサ曲)を聴いた。 モーツァルトはフランス革命の影響を享受することがで…