KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

田村隆一

アガサ・クリスティ『杉の柩』を読む 〜 個の時代へと拡散していく流れにクリスティ作品の「類型の人物像」が対応しきれなくなったとの山野辺若氏の指摘が興味深い

1940年にアガサ・クリスティの『杉の柩』に、当時13歳か14歳だったプリンセス・エリザベスの未来の良人(おっと)選びの話が出てくることを『kojitakenの日記』に書いた。 kojitaken.hatenablog.com 上記記事を書いた時点では半分くらいしか読んでいないが、…