KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

エルガー

保守野郎・エルガーが編曲した「ジェルサレム」が英労働党で愛唱され、左派人士・ホルストの「ジュピター」に歌詞をつけた愛国歌が右翼ネオリベ政治家・サッチャーの葬式で歌われていた

前回に続いてイギリスの作曲家、エドワード・エルガーとグスターヴ・ホルストとイギリス二大政党の話。 sumita-m.hatenadiary.com 「威風堂々」に対して、労働党の愛唱歌は「ジェルサレム」。今回書きたかったのはこの「ジェルサレム」の方なのだが、その余…

行進曲「威風堂々」で有名なエルガーは、自らの曲を保守党以外には使わせなかったつまらない保守作曲家だった。しかも「威風堂々」につけられた歌詞には、領土拡大を礼賛する帝国主義的な一節が含まれている。まるでプーチンの応援歌だ

私は2014年にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズ全集を小林司・東山あかね訳の河出文庫版で読み、昨年1月以来アガサ・クリスティの全ミステリ読破を目指して読み続けている。後者については今月もミス・マープルもの長篇第7作の『パディントン発4時50分…