KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

松本清張

松本清張『落差』に見る、半世紀以上前から変わらない「教科書」をめぐる攻防の構図

松本清張の『落差』を読んだが、この小説が掲載された媒体が『読売新聞』(1961〜62年連載)だったと知って、今昔の感にとらわれた。 落差 上 新装版 (角川文庫) 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2009/12/25 …

松本清張『神と野獣の日』は、極右宰相・安倍晋三と北朝鮮のミサイル発射を半世紀前に予言していた!?

今月は松本清張作品を下記の中篇一作しか読んでいない。 神と野獣の日 (角川文庫) 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/05/24 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (5件) を見る 裏表紙に、下記のよう…

松本清張『空(くう)の城』を読み、「社賓とシャヒーンと暴走役員が破綻させた」安宅産業と、「私物化に走った世襲人士」安宅英一・鹿内春雄・安倍晋三に思いを致す

今週の月曜日から火曜日にかけて、来月7日限りでサービスが終了する「はてなカウンター」のアクセス解析で、6年前に書いた下記記事へのアクセスが妙に多いことを知り、なぜだろうと訝っていた。 d.hatena.ne.jp 下記ブログ記事を読んで、その理由がわかった…

松本清張『彩霧』は作者指折りの「駄作」か(笑)

松本清張は多作の人だったし、1950年代末から60年代前半にかけては、同時期にどのくらい多く書けるかの限界に挑んだ人だから、この期間には清張の代表作とされる作品も多く含まれるが、一方で駄作も少なからず産出している。だが、この時期の清張作品は、た…

松本清張『象徴の設計』を読む

山縣有朋(1838-1922)という、私の嫌って止まない長州の軍人・政治家を主人とした松本清張の歴史小説『象徴の設計』(文春文庫新装版,2003)を読んだ。 象徴の設計 (文春文庫) 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2003/08 メディア: 文庫 ク…

松本清張『風の視線』、『軍師の境遇』、『死の発送』を読む

3か月かけて全9巻の『昭和史発掘』(文春文庫, 新装版2005)を読んだあと、6月は月またぎで読んだ2作品をあわせて6タイトル9冊の清張の小説を読んだ。要するに清張の大半の作品を読もうという野望があるわけで、それももう中盤戦に差しかかってきたので、6作…

松本清張『昭和史発掘』(5)〜(9)(文春文庫新装版)を読む

松本清張『昭和史発掘』(3)(4)(文春文庫新装版)を読む(『KJ's Books and Music』) - kojitakenの日記(2017年5月6日)の続き。 昭和史発掘 (5) [新装版] (文春文庫) 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/07/08 メディア: 文庫 クリッ…

松本清張『昭和史発掘』(3)(4)(文春文庫新装版)を読む

先月、松本清張の『昭和史発掘』(文春文庫新装版=2005)の第3,4巻を読んだ。 昭和史発掘〈3〉 (文春文庫)[新装版] 作者: 松本清張 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/05 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (11件) を見る 昭和史発…

松本清張『表象詩人』(光文社文庫)を読む

この記事は、下記記事とほぼ同内容です。新ブログのテストを兼ねた記事です。 松本清張『表象詩人』(光文社文庫)を読む - kojitakenの日記(2017年4月16日) サンデーモーニング(4/16)の冒頭は北朝鮮、次がアメリカのシリア攻撃をめぐって米露は対立して…