KJ's Books and Music

古寺多見(kojitaken)の本と音楽のブログ

2017-07-23から1日間の記事一覧

松本清張『彩霧』は作者指折りの「駄作」か(笑)

松本清張は多作の人だったし、1950年代末から60年代前半にかけては、同時期にどのくらい多く書けるかの限界に挑んだ人だから、この期間には清張の代表作とされる作品も多く含まれるが、一方で駄作も少なからず産出している。だが、この時期の清張作品は、た…